東京オリンピックマラソン女子が2021年8月7日(土)札幌大通公園にて開催予定です。

【日時】2021年8月7日(土) 7:00-10:15 

【場所】札幌大通公園

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出場が内定している日本代表選手は、一山麻緒選手、鈴木亜由子選手、前田穂南選手の3名です。

2000年シドニーオリンピックの高橋尚子選手、2004年アテネオリンピックの野口みずき選手が金メダルを獲得して以来、女子代表選手はメダル争いをしていないので4大会ぶりのメダル獲得に期待が高まります。

この記事では、東京オリンピックマラソン女子、メダルの有力候補、注目選手、見どころについてご紹介いたします。

東京オリンピックマラソン女子の有力候補、注目選手

東京オリンピックマラソン女子選手のメダル有力候補、注目選手をご紹介いたします!

現在最も注目するべき選手は、ケニア世界記録保持者であるコスゲイ選手ではないでしょうか。

コスゲイ

ブリジット・ジェプシェチル・コスゲイ
生年月日:1994年2月20日
出身:ケニア
【自己ベスト】
ハーフマラソン:1時間05分28秒(2019年)
マラソン:2時間14分04秒(2019年) 世界最高記録

コスゲイ選手は、2015年の初マラソンでは2時間47分59秒の記録でしたが、そこから目まぐるしいスピードで力を付け、2019年のシカゴマラソンでは、2時間14分04秒という世界最高記録を樹立しました。

これまでに12回のマラソンで、8度の優勝3度の2位という驚異的な成績を残してきた選手だけに、東京オリンピック金メダルの有力候補筆頭のコスゲイ選手の走りは注目です。

 

チェプンゲティッチ

ルース・チェプンゲティッチ
出身:ケニア
生年月日:1994年8月8日
身長:165cm
体重:48kg
【自己ベスト】
ハーフマラソン:1時間4分02秒(2021)世界最高記録
マラソン:2時間17分08(2019)

コスゲイ選手と同じケニアのチェプンゲティッチ選手は、2019年世界選手権で女子マラソン歴代4位となる2時間17分08秒で優勝し、2021年4月に行われたハーフマラソン大会で世界最高記録で優勝するなど力のあるランナーです。

また、カタールで行われた世界陸上ドーハ大会では、有力選手3人のエチオピア勢が中間地点にも到達できないほどの厳しい暑さ、湿度の中、チェプンゲティッチ選手は優勝を果たすなど、厳しい環境での強さも見せてくれました。

 

強豪選手が揃うオリンピックで特にメダル有力、注目選手としては、ケニア勢のコスゲイ選手とチェプンゲティッチ選手は外せません!

 

東京オリンピックマラソン女子の見どころ

東京オリンピック女子マラソンに内定している日本代表選手、一山麻緒選手、鈴木亜由子選手、前田穂南選手がメダル争いに食い込む走りを見せてくれるかどうかは見どころです。

そして札幌の地で日本人選手を含め、その他強豪国である、ケニア、エチオピア勢選手たちの世界最高記録を目の当たりにすることができるかという点も見どころです。

夏の札幌は、東京と比較すると午前中はさほど気温も上がらないため、選手の方々にとっても走りやすいので好レースが期待できますので、記録への期待も高まります。

>>2020年札幌市の気温一覧

 

一山麻緒 いちやままお

生年月日:1997年5月29日
身長:158cm
体重:43kg
所属:ワコール
学歴:鹿児島出水中央高
出身地:鹿児島県
【自己ベスト】
ハーフマラソン:1時間08分49秒(2019年)
マラソン:2時間20分29秒(2020年)

2020年の名古屋ウィメンズマラソンで日本人国内最高記録である2時間20分29秒を叩き出し、東京オリンピックへの内定を獲得した若きニューヒロインである一山選手です。

日本歴代4位の好タイムで得た自信を手に、札幌の地でどのような走りを見せてくれるのか、大変注目が集まります。

ラスト10キロで見せてくれた走りを、本番でも見せてもらいたい選手です。

 

鈴木亜由子 すずきあゆこ

中学時代から全国大会での優勝経験を有し、高校、大学は進学校へ進んだという異色とも言える経歴の文武両道ランナーである鈴木選手。

2016年にリオデジャネイロオリンピックに出場したものの、苦い経験を経て、2018年から本格的にマラソンをスタートし、2度目の挑戦のMGC2位になり、東京オリンピック内定を勝ち取りました。

怪我の状態が気がかりですが、カムバックしてオリンピックで良い走りを見せてくれることに期待したい選手です。

生年月日:1991年10月8日
身長:154cm
体重:38kg
所属:日本郵政グループ
学歴:名古屋大
出身:愛知県
【自己ベスト】
ハーフマラソン:1時間7分55秒
マラソン:2時間28分32秒

 

前田穂南 まえだほなみ

高校卒業後、天満屋に入社後急成長した前田選手は、2019年に開催されたMGCで独走し、東京五輪の切符を見事に勝ち取りました。

オリンピックマラソン競技の舞台となるのは、前田選手が初優勝を成し遂げた北海道という縁起の良い場所。

スピード強化に力を入れた一年で結果を残してきた「ど根性フラミンゴ」のニックネームを持つ前田選手の走りに期待したいですね!

生年月日:1996年7月17日
身長:166cm
体重:46kg
所属:天満屋
学歴:大阪薫英女学院高
出身:兵庫県
【自己ベスト】
ハーフマラソン:1時間9分08秒
マラソン:2時間23分30秒

札幌の地で世界最高記録の瞬間を目の当たりにすることができるかも大変見どころです!

まとめ

2021年8月7日(土)札幌大通公園にて開催予定、東京オリンピックマラソン女子のメダル有力候補、注目選手、見どころについてご紹介いたしました。

これまでに12回のマラソンで、8度の優勝3度の2位という驚異的な成績を残してきた東京オリンピック金メダルの有力候補筆頭のコスゲイ選手と、2019年世界選手権で女子マラソン歴代4位となる2時間17分08秒で優勝し、2021年4月に行われたハーフマラソン大会で世界最高記録で優勝したチェプンゲティッチはメダル有力候補です!

東京オリンピック女子マラソンに内定している日本代表選手、一山麻緒選手、鈴木亜由子選手、前田穂南選手がメダル争いに食い込む走りを見せてくれるかどうかは見どころです。

そして札幌の地で日本人選手を含め、その他強豪国である、ケニア、エチオピア勢選手たちの世界最高記録を目の当たりにすることができるかという点も見どころです。

世界中から強豪選手が集まる大会で、オリンピック4大会ぶりのメダル獲得する日本選手の姿を目にしたいですね!

 

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