有名Youtuberのヒカルが競走馬を落札し、地方馬主になったのは皆さんご存知でしょうか?
今回はヒカルが落札した競走馬ヒメノタヅナについて徹底調査しましたので皆さんにお伝えしていきたいと思います!
・ヒメノタヅナの厩舎・調教師
・ヒメノタヅナの出走予定時期
ヒメノタヅナの値段や血統、厩舎、調教師の経歴は?
有名Youtuberのヒカルはヒメノタヅナ(牝馬)を北海道のセールで1500万円で落札しました。
当初、ヒカルはセールに行く前から今回落札した馬に目をつけていて、上限3500万円まで出すと言っていましたが、セリの開始価格が1500万円という高値だったこともあり、他に競り合う人が現れずあっさり開始価格で落札しました。
地方馬は大体数百万円台が多く1000万円でも高いと言われていますので、今回ヒカルが購入した馬は地方馬としてはかなり高額の部類です。
しかも、競走馬は牝馬(メス)よりも牡馬(オス)の方が高い傾向にあるので、それを考えるとなかなか思い切った買い物ではないでしょうか。
そしてヒカルが名付けたヒメノタヅナの名前の由来ですが、ヒカルが姫路出身であることと、馬が牝馬(女の子)であることからヒメ(姫)という名前を取り、タヅナは馬に乗るときに握る手綱から命名したそうです。
ヒメノタヅナの生年月日は2019年4月28日生まれで、毛色は黒鹿毛。
血統は「父:アメリカンペイトリオット」「母:メロディライン」です。
父のアメリカンペイトリオットは2017年4月のアメリカG1レースであるメーカーズ46マイルステークスで優勝しており、生涯成績は14戦5勝でした。
動画を観ていると、アメリカ産馬の仔というだけあって牝馬ながらも馬体がガッシリしていて気性も勝気な感じがします。
次にヒカルがヒメノタヅナを預ける厩舎、調教師は、兵庫県の西脇市にある長倉厩舎の長倉 功(ながくら いさお)調教師で、2021年5月17日に入厩しました。
ヒカルが今回競走馬を買うきっかけとなった手紙があるのですが、それの送り主がこの長倉調教師の息子にあたる人物で長倉いくむさん。購入する前から長倉厩舎には色々アドバイスを貰ったりサポートをしてもらっていたようですね。
長倉厩舎は兵庫、姫路の勝鞍リーディングでは20位後半から30位あたりで、中央競馬に行って活躍するような馬はまだ出ていないようです(2021年6月時点)
今後、ヒメノタヅナが地方馬から中央競馬に移籍し、有馬記念を勝ったオグリキャップのような存在になれるのか要注目です!
ヒメノタヅナの初出走はいつ?
ヒメノタヅナの初出走時期ですが、順調に行って11月から12月ごろと言われています。
ヒメノタヅナはヒカルが買った直後に骨折していたことが判明し、右後球節部にある種子骨に小さな骨片が見つかりました。
セール中に落ち着きがなく動き回っていたので、その時に怪我をした可能性が高そうです。
部位的には人間で言うと中指の根本にあたる部分だそうですが、放置すると先々良くない結果になりかねないのでそれを取り除く外科手術を行なっています。
トレーニングセール後に入場したヒメノタヅナ。
上場者はセール翌日、胃がんの手術。
本馬はセールで右後肢を骨折し手術。
落札オーナーは競馬界に初参入。
どの馬も感情抜きに平等に扱うのが僕らの仕事。それでも走らせたいと感じるのは獣医師ゆえか、それとも人間が好きなのか、仕事の面白さなのか? pic.twitter.com/GUFGzryjSF— 瀬瀬賢 (@masarusese) June 19, 2021
現在は術後の経過は良いそうで、早ければ8月中旬ごろから騎乗開始。
9月中旬に200メートルを15秒で走る練習をして、そこでタイムが出るようであれば10月中旬に姫路に送り出すとのこと。
その予定で順調に進んだ場合、11月か12月ごろに姫路での初レースが見られそうです。
早く怪我が回復して、ヒメノタヅナが元気に走る姿を見てみたいですね!