
現在、野球がオリンピック種目に復活したということで、注目が高まっています。
オリンピック種目として野球が開催されるのは、2008年北京オリンピック以来3大会ぶりです。
今回この記事では、
- 出場国、各チームの特徴
- 試合日程、会場、組み合わせ
- 優勝予想、見どころ
についてリサーチしてまとめましたので、基本的な情報から優勝予想、見どころまで一気に見ていきましょう!
Contents
東京オリンピック野球出場国と各国チームの特徴は?
まずは、東京オリンピック野球出場国の紹介です。
- 日本(開催国)
- 韓国(プレミア12)
- メキシコ(プレミア12)
- イスラエル(アフリカ・ヨーロッパ予選)
- アメリカ(アメリカ大陸予選)
- ドミニカ共和国(世界最終予選)
上記の6か国が東京オリンピックの野球に出場します。
キューバやプエルトリコなど、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で結果を出している国が出場していないことに驚きです。
それでは、各チームの特徴を見ていきましょう。
日本
まずは、開催国枠として出場する日本(侍ジャパン)です。
投手、野手ともにプロ野球界を代表する選手たちばかりで、非常に強力なチームです。
2019年のプレミア12(世界大会)で優勝した時のメンバーが多く選出されており、経験値も豊富で優勝候補の筆頭です。
懸念点は、投手陣に初選出の選手が多い事です。
野手はほとんど全員が代表経験者ですが、投手は半数が初選出です。
田中将大投手(楽天)など、国際大会の経験が豊富なメンバーからアドバイスをもらい、頑張ってほしいです。
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韓国
続いて、プレミア12で準優勝し、オリンピック出場権を獲得した韓国です。
野球に関して、韓国は日本のライバル国です。
2006年、2009年のWBCは結果的に日本が優勝しましたが、韓国には負けています。
2015年のプレミア12も準決勝で韓国に敗れベスト4でした。
2019年のプレミア12では韓国と決勝で対戦し、5-3で勝利しましたが、逆転されてもおかしくないゲームでした。
今回のオリンピックは、前回のプレミア12のリベンジということで、韓国の選手たちは燃えているでしょう。
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メキシコ
続いて、プレミア12で3位になり、オリンピック出場権を獲得したメキシコです。
メキシコは、2019年プレミア12の3位決定戦でアメリカと対戦し、勝利しました。
あの強豪アメリカを破ったということで、実力は間違いなくあるでしょう。
日本とメキシコは、2019年プレミア12の準決勝で対戦し、3-1で勝利しています。
このゲームで日本が許したヒットはHRの1本だけということで、スコアだけ見るとギリギリの勝利だと感じますが、内容的には圧倒していました。
油断は禁物ですが、日本とメキシコを比べると日本優勢だと思います。
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イスラエル
続いて、アフリカ・ヨーロッパ予選を勝ち抜き、オリンピック出場権を獲得したイスラエルです。
イスラエルは、人口約900万人のうち野球人口が1000人ほどです。
これほど野球人口が少ない中で、オランダ・イタリアなどヨーロッパの強豪を破ったのは驚きです。
近年、急速に力をつけてきたチームと言えるでしょう。
イスラエルはプレミア12には出場しておらず、未知数な部分が多いです。
しかし、プレミア12で日本を苦しめたオランダに勝利してきたことが強さの証明になります。
今回のオリンピックのダークホース的存在になるかもしれません。
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アメリカ
続いて、アメリカ大陸を勝ち抜き、オリンピック出場権を獲得したアメリカです。
韓国同様、アメリカも日本のライバル国です。
日本は、2019年プレミア12の第2ラウンドでアメリカと対戦し、3-4で敗れています。
この大会でアメリカは準決勝で韓国と対戦し、敗れたためベスト4でしたが、もしアメリカが決勝まで来ていたら日本の優勝は無かったかもしれません。
オリンピックには、現役メジャーリーガーが参加しないので、ベストメンバーではないですが、強いことに変わりありません。
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ドミニカ共和国
最後は、世界最終予選(インターコンチネンタル予選)を勝ち抜き、オリンピック出場権を獲得したドミニカ共和国です。
世界最終予選には
- 台湾
- 中国
- オーストラリア
- オランダ(アフリカ・ヨーロッパ予選2位)
- ドミニカ共和国(アメリカ大陸予選2位)
- ベネズエラ(アメリカ大陸予選3位)
の6か国が参加する予定でしたが、台湾・中国・オーストラリアが辞退したため、オランダ・ドミニカ共和国・ベネズエラの3か国で行われました。
ドミニカ共和国は、打線が非常に強力なチームです。
パワーがあるので、長打を警戒しなければなりません。
また、1点を取った時やヒットが出た時の盛り上がり方が凄いです。
ドミニカ共和国の雰囲気に飲まれないようにすることも大切ですね。
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東京オリンピック野球の試合日程や会場、対戦組み合わせは?
東京オリンピックで野球が行われるのは7月28日から8月7日までです。
野球には、オープニングラウンドとノックアウトステージがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オープニングラウンド
オープニングラウンドは、2グループに分かれ、総当たり戦を行い、順位を決めます。
グループA
- 日本
- メキシコ
- ドミニカ共和国
試合日程/会場
2021年7月28日(12時)/福島あづま球場
日本 対 ドミニカ共和国
2021年7月30日(12時)/横浜スタジアム
メキシコ 対 ドミニカ共和国
2021年7月31日(12時)/横浜スタジアム
日本 対 メキシコ
グループB
- 韓国
- アメリカ
- イスラエル
試合日程・会場
2021年7月29日(19時)/横浜スタジアム
イスラエル 対 韓国
2021年7月30日(19時)/横浜スタジアム
アメリカ 対 イスラエル
2021年7月31日(19時)/横浜スタジアム
韓国 対 アメリカ
ノックアウトステージ
ノックアウトステージは、オープニングラウンドの順位をもとに、トーナメント形式で行われます。
試合日程・会場
➀:2021年8月1日(12時)/横浜スタジアム
グループA3位 対 グループ3位
➁:2021年8月1日(19時)/横浜スタジアム
グループA2位 対 グループ2位
➂:2021年8月2日(12時)/横浜スタジアム
➀の勝者 対 ➁の勝者
➃:2021年8月2日(19時)/横浜スタジアム
グループA1位 対 グループ1位
➄:2021年8月3日(19時)/横浜スタジアム
➁の敗者 対 ➂の敗者
➅:2021年8月4日(12時)/横浜スタジアム
➄の勝者 対 ➃の敗者
準決勝
➆:2021年8月4日(19時)/横浜スタジアム
➂の勝者 対 ➃の勝者
➇:2021年8月5日(19時)/横浜スタジアム
➅の勝者 対 ➆の敗者
3位決定戦
➈:2021年8月7日(12時)/横浜スタジアム
➅の敗者 対 ➇の敗者
決勝
➉:2021年8月7日(19時)/横浜スタジアム
➆の勝者 対 ➇の勝者
東京オリンピック野球の優勝予想や見どころは?
優勝予想は、日本です!
日本を優勝予想した理由としては、
- 自国開催
- プレミア12の優勝メンバーが多い
- メジャーリーガーがいない
などがあります。
自国開催のメリットとしては、時差が無い、慣れた球場で試合ができる、日本の応援が多いなどがあります。
また、「プレミア12の優勝メンバーが多い」=「国際大会を経験している選手が多い」ということになります。
国際大会は、プロ野球のシーズンとは違う緊張感があると思うので、その経験をしている選手が多いことは大きなメリットです。
メジャーリーガーがいないことも日本にとっては大きいです。
もちろん、ダルビッシュ投手や大谷翔平選手が参加してくれ方が強いかもしれませんが、他の国が相当強くなってしまいます。
東京オリンピック野球の見どころは、初戦です。
日本は、いきなり強豪ドミニカ共和国と対戦することになります。
この試合に勝利することができれば、流れに乗って行けそうです。
初戦を取ることができれば、日本の全勝優勝も見えてくると思います。
まとめ
今回は、東京オリンピックの野球についてまとめました。
オリンピックに野球が復活するということで、野球ファン以外の人にも野球の面白さを知ってもらえるチャンスなので選手たちには頑張ってほしいです。
また、出場するすべてのチームは熾烈な予選を勝ち抜いてきたチームなので、日本にとって手強い相手になると思います。
世界トップレベルの試合を期待しましょう!
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