レンタル畑・市民農園

 

オーガニック野菜・無農薬栽培の野菜が注目され、自分で栽培した安心の野菜を食べたい!

コロナ禍で外出の機会が減ってしまったので、自然と触れ合える家庭菜園を始めてみたい!

そんな願いがかなうのが「レンタル畑」!

自前の畑を持っていなくても、マンション住まいでも。レンタル畑(貸し農園・シェア畑)や市民農園を借りれば手軽に野菜作りを楽しむことができるので、今ちょっとしたブームが巻き起こっています。

 

この記事では、神奈川県川崎市多摩区でレンタル畑・市民農園で野菜作りを始めたい方向け

  • 川崎市多摩区のレンタル畑・市民農園の料金やアクセス
  • 初心者におすすめのレンタル畑とその理由
  • レンタル畑・市民農園の申込・解約方法

についてご紹介しています。

 

畑作業でストレスを発散できて、自分で育てた安心の野菜を食べることもできて一石二鳥!

家族の話題作りや友達へおすそ分けできて・・・と考えれば一石三鳥にも四鳥にもなりそうですねw

この機会にレンタル畑で野菜作りを始められてはいかがでしょうか?

 

初心者さんには、「種・苗・肥料」代込み、持ち運びにくい「農具や刃物」が常備「菜園アドバイザー」さんが畑での悩みや困りごとをサポート「トイレ・水道・駐車場完備(*)」の『手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】』というレンタル畑のサービスも用意されていますので、知識や道具がなくても安心して畑デビューできそうですね。

 

*各施設・設備の有無は農園によって異なります。
*2021年9月現在の情報です。
*最新情報・空き状況は各リンク先でご確認ください。

 

「レンタル畑(貸し農園)」には

  1. 民間が運営する「レンタル畑・貸し農園」
  2. 個人が運営する「レンタル畑・貸し農園」
  3. 市町村が運営する「市民農園」

等があります。畑(区画)を借りて使用料金を支払います。

それぞれ運営の方法や、使用料金が異なりますので早速みていきましょう。

川崎市多摩区のレンタル畑・市民農園の料金やアクセス

川崎市多摩区の「シェア畑」

 

株式会社アグリメディアが運営する畑のレンタルサービス。農家の高齢化・後継者不足などで管理できなくなった農地や遊休地を有効活用

みんなが気軽に畑で野菜作りを楽しめる「体験農園」として、野菜の苗や肥料、必要な資材や道具はほとんど用意され、専門の菜園アドバイザーがサポートする体制を整えています。

 

川崎市多摩区でシェア畑の貸し農園が2件見つかりました。

 

  • 農園名:シェア畑 久地(くじ)
  • 所在地:神奈川県川崎市多摩区堰3丁目13-33 レオパレスボーテの北西側付近
  • アクセス:JR南武線 久地駅 徒歩5分
  • 駐車場:有り
  • 広さと料金:3㎡(2ウネ):6,400円、4.8㎡(3ウネ):9,000円
  • 農園名:シェア畑 川崎多摩
  • 所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾4-16
  • アクセス:南武線 宿河原駅 徒歩7分
  • 駐車場:有り
  • 広さと料金:3㎡(2ウネ):6,700円、10㎡(4ウネ):9,400円、〜25㎡:16,000円、50㎡:26,000円

*料金は税込・月額、別途入会金 11,000円

 

\各農園の詳細はこちらから確認できます/

川崎市多摩区の「マイファーム」

 

株式会社マイファームが運営する畑のレンタルサービス。「耕作放棄地」をリメイクして、都市にお住いの方が気軽に野菜づくりを楽しめる「体験農園」として貸し出しています。

農薬を使わず、有機質肥料をつかって栽培することが、体験農園マイファームの基本ルールです。 農園には、必要な農具・肥料が準備されているので、手ぶらでご来園いただけます。

 

川崎市多摩区でマイファームの体験農園が1件見つかりました。

農園名:マイファーム 川崎東生田農園

  • 所在地:神奈川県川崎市多摩区枡形4丁目3826-1
  • 区画数:32区画
  • 駐車場:有り
  • 月額:1 年目→6,600円(税込) / 12m²、2 年目以降→6,600円(税込) / 12m²
  • 運営費:初年度→11,000円(税込・年額)、2 年目以降→3,850円(税込・年額)

川崎市多摩区の「市民農園」

 

川崎市多摩区の市民農園は1か所のみです。

川崎市経済労働局都市農業振興センター農業振興課が窓口になっています。

 

  • 農園名:南生田(みなみいくた)市民農園
  • 所在地:川崎市多摩区南生田2丁目10番、2丁目11番
  • 区画数:191区画
  • 現貸付料:8,000円(年間)
  • 利用資格:川崎市内在住の人
  • 禁止行為:第3者に利用させること、路上駐車等

川崎市の市民農園は2年に1度利用者の更新を行います。

令和3・4年の川崎市市民農園の募集・抽選は既に終了しています。空き区画が出ない限り借りることができません。

最新の情報は川崎市市民農園のページでご確認ください。ちなみに、多摩区の「南生田市民農園」の募集はありませんでした。

初心者におすすめのレンタル畑とその理由

レンタル畑と市民農園のメリット・デメリット

「畑を借りたい!」と思っても、都市部ではよほど強いコネがあるか農家の知り合いでもいない限り、貸してもらえる畑を見つけることはできないのが現状です。そうなると、畑を借りる選択肢は今までご紹介をしてきた「レンタル畑(貸し農園)」か「市民農園」のどちらかです。

それでは2つの農園のメリット・デメリットについて確認してみましょう!

シェア畑
(レンタル畑)
▼メリット ~手ぶらで通える~

1.季節ごとの野菜の種や苗、肥料が用意されている

2.重たい農具や持ち運びにくい刃物などは畑に設置

3.菜園アドバイザーがサポートしてくれるので安心

4.様々なイベントや講習会が開催される

5.無農薬栽培

6.水道・トイレ・休憩所・駐車場完備の農園が多い

7.家族や友達も一緒にOK

8.別料金で水やりサービスもあり

▼デメリット

1.料金が高い(別途入会金 11,000円)

2.用意された種や苗を使用するので、栽培できる野菜が決まっている。
(年間で約15~20種類の野菜が栽培が可能)
3,先着順なので、人気の菜園は空きがない場合も。

市民農園 ▼メリット

1.市が運営している安心感

2.料金が安い

3.比較的区画数が多い

4.育てる野菜は何でもOK(樹木はNGがほとんど)

▼デメリット

1.市民農園は広く知られているので希望者が多く激戦!(抽選)

2.募集の期間が限定されていることが多く、始めたいときに始められないことが多い。

3.自分が無農薬栽培をしていても隣の区画で農薬を使用する可能性も。

4.農具が用意されている農園もあるが、区画に対しての数が少ない。もしくは農具は自分で用意しなくてはいけない。

5.水道が無いこともある(家から水を持っていくことも!)

6.駐車場がないことが多い
(借りれる道具がなければ自分で持っていくので車が必要なことも)

 

初心者におすすめなのは「シェア畑」

 

レンタル畑と市民農園にはそれぞれメリット・デメリットがあることがわかりました。

それでは初心者におススメなのは一体どちらでしょうか?

 

初心者の方には「シェア畑(レンタル畑)」でスタートするのをおすすめします。

市民農園は

  • 劇的に利用料が安いから「もし失敗しても損失が少なそう」
  • 自由度が高いので「どんな野菜でも育てることができていいやん!

と感じる方もいらっしゃると思います。

 

たしかに家庭菜園経験者で野菜や栽培方法について理解されている方なら市民農園の方がいいかも知れません。

しかし初心者の方にとってはどうでしょうか?

 

  • 種をまいてから収穫するまでのお世話の方法を知らない
  • 道具は何が必要なの?クワ、スコップ、ジョーロ、バケツ?
  • どんな野菜が育てやすい(育てにくい)か分からない

 

いざ「野菜作ってみよう!」と思っても最初から分からないことが多すぎませんか?

市民農園は余程世話好きな人でもいない限り完全放置なので、一人で全て用意して疑問やトラブルも解決していかなければいけません。

 

一方「シェア畑」には心強い味方「菜園アドバイザー」が勤務しています!

経験豊富なアドバイザーに分からないことは何でも聞けるから、どんどん作業が進みます。

実際に野菜を育てていると、たまに野菜の調子が悪くなったり、害虫がついたりというトラブルが起こります。そんな時でも相談できる相手がいるのって本当に心強いですよ。

 

シェア畑で用意してもらえる種や苗は病害虫に強く、収穫量の多い高品質な品種を厳選されているので、苗の良し悪しが分からずにホームセンターなどで買うより、収穫量も上がるし育てやすいと思います。

 

そして、野菜作りには想像以上に道具や資材が必要です。

クワ、スコップ、ジョーロ、バケツ、ふるい、鎌、剪定ばさみ、支柱、防虫ネット。肥料や水も必要です。

一から揃えていたら信じられない投資額になります。おまけに毎回そんな道具や資材を持って畑に行くのは不可能に近いです。

「シェア畑」なら全て畑に用意してもらってあるので、本当に手ぶらで畑に通えます。

 

利用料金だけを見ると高く感じてしまうのですが、「苗や道具、サービス、野菜作りの先生まで全部込み!」と考えれば決して高い金額ではないでしょうか。

 

レンタル畑・市民農園の申込・解約方法

シェア畑(レンタル畑)の申込・解約方法

▼申し込み方法

下記のリンクから「シェア畑」のオンライン説明会に参加できます!

オンライン説明会の後には、気になる農園に見学に行かれるのがおススメです。(無料)

その農園がどんな雰囲気なのか、他の方が実際に育てている野菜の様子どんな設備があるか、など契約前に直接自分の目で見て確かめてみるといいと思います。

\無料のオンライン説明会が開催されています/

シェア畑を利用する時に気になるのが、転勤・引っ越し・自己都合など、途中で利用できなくなった時の解約方法ではないでしょうか。解約できるタイミングや、解約金が発生するなど注意点もありますので確認してみて下さい。

 

契約満了日の3ヶ月前までに、シェア畑運営事務局へ到着するようご郵送ください。 3ヶ月前までに解約申請書をご提出いただかないと、規約により解約が承れませんのでご注意ください。

①シェア畑運営事務局へ「農園利用解約申請書」を郵送する。
②農園のアドバイザーさんに直接「農園利用解約申請書」と提出する。
③シェア畑のお問い合わせページ(メールフォーム)から解約したい旨を申し出る。
ここで気を付けなければならないのは「契約満了日の3ヶ月前までに解約申請書が到着するように」手続きを行うことです。
この時期を超えてしまうと、次年度の契約更新がされてしまった上での解約になりますのでお気を付け下さい。
期日までに解約申請書の提出がない際のご解約希望は、所定の違約金が発生します

 

原則として「シェア畑は1年契約なので無料で中途解約はできない」とされており、中途解約をすると原則として3万円の違約金が発生します。契約満了日の3ヶ月前までに解約を申し出れば契約満了をもって解約ができます。

 

ちなみに、以前は残り期間がどれだけあっても、前払いした年間の区画利用料が返還されませんでしたが、違約金は一律3万円に変更になったようです。

 

この点については、急に解約されても区画の募集の関係や、土壌改良などの期間が必要になるので仕方がないのかも知れません。

市民農園の申込・解約方法

▼申し込み方法

川崎市が運営する市民農園は、2年に一度利用者の方の更新を行っております。

申込み方法としては、更新年の11~12月頃(前後する可能性あり)に各区役所・支所・出 張所、行政サービスコーナー、都市農業振興センターで募集案内及び申込書を配布いたしますので、記載の上郵送での申し込みとなります。

 

公開抽選を行い利用者を決定します。抽選を行うときに、補欠者もあわせて選出します。市民農園の利用辞退があった場合、上位補欠者から順次繰り上げて利用していただいていますので、キャンセル待ちの制度はありません。

 

▼解約方法

利用ができなくなった場合は、速やかに辞退届(市民農園ガイドに添付)に必要事項を記入し、農業振興課宛てに郵送又はファクスしてください。(市民農園ガイドを紛失された方は、農業振興課までお電話ください。)
なお、既に納めていただいた利用料の返還はいたしませんのでご了承ください。

利用者の募集について

問い合せ先
  • 川崎市 経済労働局都市農業振興センター農業振興課
  • 〒213-0015 川崎市高津区梶ヶ谷2-1-7
  • 電話:044-860-2462
  • ファクス:044-860-2464
  • メールアドレス:28nogyo@city.kawasaki.jp

 

まとめ

この記事では、神奈川県川崎市多摩区でレンタル畑・市民農園で野菜作りを始めたい方向け

  • 川崎市多摩区のレンタル畑・市民農園の料金やアクセス
  • 初心者におすすめのレンタル畑とその理由
  • レンタル畑・市民農園の申込・解約方法

についてご紹介しました。

 

初心者の方には「手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】」がおすすめ!

経験者の方なら(競争率はかなり高いですが)料金の安い「市民農園」を利用するのもいいですね!

 

ご自分で育てて収穫した「新鮮で安心なお野菜」を思う存分お召し上がりください!

参考にしていただければ幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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