先日インターネット上に公開された、イタリア高級ブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」

2021年春夏コレクションのヴィジュアル動画に批判が集まり、炎上しています。

動画は現在削除されていますが、キャンペーンビジュアルに起用されていたモデルのKoki,さんが、

ハイヒールで色鮮やかな着物の帯の上を歩いたり、岩の上に帯を敷いて腰を下ろしたりしていることから、

「日本文化の冒とく」「日本の伝統文化を侮辱している」「見ていて気分が悪くなった」と

批判が殺到する結果となってしまいました。

 

映画「草迷宮」をモチーフに撮影されたとされているこの動画ですが、

どうもやっぱり日本人とは感性が違うのかな?と思わざるを得ません。

いったいこの動画、どんな方が指揮をして撮影されたのか気になってしまいますよね。

 

そこで今回は、

このモデルのKoki,さんが出演し「日本文化への冒とく」などとネットを炎上させてしまった

イタリア高級ブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のヴィジュアル動画を、

  • 誰が撮影したのか?
  • 監督・カメラマンについて

調べていきたいと思います。

ヴァレンティノの(koki,帯踏み)炎上動画を撮影したのは誰?

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ヴァレンティノの今回炎上してしまった動画に携わった人物は、以下の通りです。

Creative Director: ピエールパオロ・ピッチョーリ
Art Director: Riccardo
Photographer: Fish Zhang
Stylist: Masako Ogura
Hair: Taku
Makeup: Yusuke Saeki

 

監督

クリエイティブディレクターとして名前が上がっているピエールパオロ・ピッチョーリは、

ブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のクリエイティブディレクターとのことですが、

昨年の「#ValentinoEmpathy」キャンペーンなど、基本的にはこの方の案をもとに動いているようですので、

こういった動画にしても、最終的にはこのピエールパオロ・ピッチョーリさんの許可がなければ

公開されることはないでしょうから、この方が実質上の監督といえそうですね。

 

 

カメラマン

次にこの動画を撮影したカメラマンが誰なのか?見てみると、Fish Zhang(フィッシュ チャン)という

名前が挙がっています。

 

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フィッシュ チャンさんは、中国・深圳市に1991年に生まれ、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの

ファッション・ジャーナリズム学科を卒業、2014年から東京を拠点に活動しているファッションフォトグラファーです。

映画などからインスパイアされた独特の世界観が魅力とされており、今回の動画についても

本人のインスタグラム投稿にて ” inspired by the film “Kusa Meikyu” by Shuji Terayama」”

映画「草迷宮」にインスパイアされたと語っています。

 

 

確かにそういうシーンはありましたが、

映画と違って動画は短いものですから、どうしてそういう描写になったのかということが分かりにくいですし、

今回は西洋のブランドであったり、モデルさんがハイヒールを履いていたりお尻の下に敷いたりといったことの他に、

このカメラマンの方が中国出身であったことも、反日感情の現れ?として火に油を注いでしまったようです。

 

ヴァレンティノの炎上動画まとめ

ここまで、

モデルのKoki,さんが出演し「日本文化への冒とく」などとネットを炎上させてしまった

イタリア高級ブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のヴィジュアル動画を、

  • 誰が撮影したのか?
  • 監督・カメラマンについて

調べてきました。

 

この動画に携わっている人物として名前が挙がっていたのは、

Creative Director: ピエールパオロ・ピッチョーリ/Art Director: Riccardo/

Photographer: Fish Zhang/Stylist: Masako Ogura/Hair: Taku/Makeup: Yusuke Saeki

 

ピエールパオロ・ピッチョーリ氏はブランドヴァレンティノのクリエイティブディレクターということですから、

この方が実質上の監督といえるでしょう。

カメラマンはフィッシュ チャンという中国出身で東京を拠点に活動されているファッションフォトグラファーで、

今回は映画「草迷宮」にインスパイアされて撮影したとご本人が語っていますが、

映画と違って動画は短く、どうしてそういう描写になったのかということが分かりにくいですし、

今回は西洋のブランドであったり、モデルさんがハイヒールを履いていたりお尻の下に敷いたりといったことの他に、

このカメラマンの方が中国出身であったことも、火に油を注いでしまったようです。

 

敢えて日本文化を冒涜する意図はなかったとしても、今回の演出は単に映画の表面を切り取っただけのようにも見えますし、

浅はかでセンスが良いようにも見えないのが残念ではありますね。

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