音声版Twitter・Facebookなどと注目を集めているclubhouse、日本でも急激にユーザーが増えていますね。
clubhouseは完全招待制で本名使用が原則のSNSです。
InstagramやTwitterなど、匿名性の高いSNSとは全く違う仕様になっています。
しかも初期の内は1人が招待できるのは2名まで。
2020年春にアメリカで生まれたばかりの、iOS端末限定のアプリです。
しかし日本でも急激に利用者が増えていますね。
日本人で一番最初にclubhouseを利用したのは誰で、どのようにして日本に入ってきたのでしょうか。
気になりますね。
日本人で最初にclubhouseを利用したのは山田俊輔さんという実業家の方です。
そこで今回はclubhouse海外・日本で最初の人は誰?山田俊輔のプロフィール・経歴などをまとめました。
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clubhouse海外・日本で最初の人は誰?日本国内に伝わった経緯
日本人で最初にclubhouseを利用したのは、米シリコンバレー在住の起業家・山田俊輔さんです。
clubhouseでは自分のプロフィール欄に、誰に招待されたかが記録されていますが、山田俊介さんのプロフィールには招待者が表示されていません。
つまり、はじめから招待する側の人物だったのです。
しかも、これは日本人では山田俊介さんただ1人だけ!
経緯としては、clubhouse創業者のポール・デイビソンから人づてにアプリのリンクが届き、ローンチ(配信開始日)その日のうちに登録、ということです。
当初、clubhouseは2020年4月〜8月までの間は試験用として限定的に配信されていたアプリで、5000人限定のものでした。
まさに創業者の手の届く範囲の人物しか利用できなかったということです。
山田俊輔さんはフライトテスト(試験配布)中の登録だったので、本格的なリリース時には初期メンバー的な立ち位置になったということでしょう。
テストフライト時は5000人という限定枠で、それも一晩のうちに埋まってしまったそう。
山田俊介さんいわく「たぶん、日本人は僕だけだった」と言われていますが、現時点でその他に創業当時からの日本人clubhouseユーザーは現れていません。
山田俊介さんが日本人で最初のclubhouseユーザーということになります。
その後、2020年8月ごろからAppストアにてアプリがダウンロードできるようになり、まずは当時のclubhouseヘビーユーザーやインサイダーの人たちへ招待枠が配られました。
テストフライト期間の5000人の中には
- 創業者ポール・デイビソン
- ウーバーの初期投資家ジェイソン・カラカニス
- オバマ元大統領(もいたらしい)
- メルケル首相(もいたらしい)
- トム・ハンクス(もいたらしい)
- 有名な投資家アンドリーセン・ホロウィッツ
- サンフランシスコ市長
など有名な投資家や著名人たちがゴロゴロいて、特別な人しか使えなかったものでした。
そんなclubhouseが日本に入ってきたのもおそらく山田俊輔さんがきっかけ。
山田俊輔さんに招待枠が配られたのは2020年11月末頃のこと。
山田俊輔さんには20名分の招待枠が配られ、サンフランシスコに住んでいる友人や起業家仲間など日本人をメインに招待をかけられました。
20名分の招待枠はそれだけでは埋まらず、山田俊輔さんの知り合いの起業家を介して日本に住む起業家をclubhouseに招待したのが12月下旬ごろのことです。
山田俊輔さんには20名分の招待枠が配られましたが、招待された人たちは2名分の招待枠しか持っていません。
日本でclubhouseが開始されたのは2021年1月23日です。
2月に入った現在ではTwitterでは常にトレンド入りするキーワードとなっており、貴重な招待枠はフリマアプリに出品される始末。
すでにclubhouseの招待枠を利用した詐欺の懸念もされています。
LINEの調査によると、1月末時点で有効回答数1054のアンケートでは2%が「clubhouseを知っている・使っている」「clubhouseを知っている・登録済み」という回答を得ています。
Clubhouseの認知度は全体の2割ほど、LINEが調査(Impress Watch)#Yahooニュースhttps://t.co/Unn9kplBjF
— あにちゃん (@chiisana0g) February 3, 2021
テレビでも連日特集が組まれ、認知度が高まっていますね。
山田俊輔さんをきっかけに、日本国内で初めてclubhouseを使った人は誰なのでしょうか。
山田俊輔さんがどなたを介して日本にclubhouseを伝えたかは分かっていません。
また、山田俊輔さん以外の外国人が日本に住む日本人に伝えた可能性もあります。
日本国内で初めてclubhouseを使ったのが誰かは特定できませんでしたが、12月上旬にはすでに招待枠を持っている、と言う人も現れ始めました。
Clubhouse の招待欲しい人dmしてー
— Mike Eidlin (@meidlin) December 3, 2020
当初はイケてる実業家のステータスであったために、日本国内でも2020年夏頃にはどうにかしてclubhouseに招待されたい!と言う人が多数いました。
有力な投資家や起業家たちと繋がりを持っていないと入れないような価値があったのですが、一度日本に入ってくればあっという間に広まりましたね。
ピークタイムには1000人を超えるオーディエンスがいるROOMが出てきたり、サーバーに高負荷がかかり度々ダウンするといったトラブルも起きています。
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日本人初のclubhouseユーザー・山田俊輔のプロフィール・経歴まとめ
日本国内ではあっという間にclubhouseが急増したために、山田俊輔さんを含む初期ユーザーが何人かの日本人を積極的に招待したと考えても良いでしょう。
しかしながら、日本人として初めてclubhouseを利用したのは山田俊輔さんです。
日本人では前澤友作さんやホリエモンなど有名な実業家が多くいますが、山田俊輔さんのことは失礼ながらclubhouseを調べてはじめて知りました。
山田俊輔さんとはどのような経歴を持っていて、何をしている人なのかまとめました。
山田俊輔さんはサンフランシスコ在住の起業家で、Remotehourというオンライン・ワークツールの創業者です。
現在おいくつなのかは公表されていませんが2004年に青山学院大学を卒業されており、ストレートに卒業していれば昭和56年(1981年)生まれ、現在39〜40歳ということになります。
大学卒業後はSoftbankに入社されます。
この頃のSoftbankと言えば、ジェイフォンやボーダフォンなどさまざまな経緯を経て、日本テレコムを買収、現在のソフトバンクの原型が出来上がった頃。
福岡ダイエーホークスを買収したのもこのころです。
急成長していた新進気鋭の会社に就職したにも関わらず、1年ほどで退職しています。
その理由の一つとして、岡本太郎の「自分の中に毒を持て」という本を読み、「自分を買えるなら会社辞めろ」という言葉に影響を受けたとインタビューで答えています。
ソフトバンクを辞めたあとは英語が話せないまま渡米し、起業の準備をされていたと言うから、すごい行動力ですよね。
現在のRemotehourを創業する前には、渡米と帰国を繰り返しながら
- 起業家やスタートアップらが集まるカンファレンス(会議・交流会)に参加
- 起業家インタビューのYou Tubeチャンネルの運営
- サンフランシスコから現地情報を届けるライター活動
- 位置情報共有アプリ・イベント情報サイトの運営
- 企業からの受託
- 友人と共同創業
などの活動をして資金や生活費を稼ぎながら、また挑戦と挫折を繰り返しながら、5年間で約50ものプロダクトを開発していたとのこと。
ちなみに、山田俊輔さんは当初英語やプログラミングの知識は0だったと言います。
いくつもの小さなプロダクトを作り、企業に気に入ってもらえたら小さく売却して次の開発へ動く、という繰り返し…ものすごい忍耐力ですね。
現在のRemotehourのリリースのきっかけは、「Pioneer」に参加されたことでした。
Pioneerとは。。。
このトーナメントは、世界100ヵ国以上から個人開発者/起業家が参加するアクセラレータープログラムとなっており、誰でも参加することができます。参加すると、週次で「その週どんなことをしたのか」、「どんなKPIを設定しているか」を提出し、他の参加者やメンター陣の評価によりポイントが付与され、順位が変動する仕組みが設けられています。
(中略)
また、上位ランクに入ると、Pioneerからトップランカープログラムの招待があり、GoogleやAmazonなど合計200K相当のクレジット、限定コミュニティへの参加や、著名起業家からのメンタリングを受けることもできるようになります。
このトーナメントは週次で他の参加者からのフィードバックに答えたり、その間の活動や改善点について発信し続けていくため、数ヶ月以上かかる場合もありますが、
山田俊輔さんの「Remotehour」はたった1ヶ月ちょっとで世界一位をとり、トップランカープログラムへ参加されたのです。
当初は否定まみれのフィードバックばかりでしたが、1ヶ月後には「お前のサービスめちゃいいやん」というコメントしかこなくなったとか。
そんなRemotehourですが、一体どんなサービスなのかというと「常時接続に特化したオンライン・ワークツール」です。
リモートワークに「ZOOM」や「Skype」を使う方は多いと思いますが、これらには
- 相手と時間を合わせて繋げる
- かけて応答を待つ
と言うようなやり方で、デメリットともされていました。
例えばオフィスで「〇〇さん、これってどういうこと?」とちょっとした疑問や話題でもわざわざ時間を合わせたり、ひたすら応答を待つのは非効率ですよね。
Remotehourでは相手が「オンライン」という常駐している状態であれば、リアルに声をかけるように通話することができます。
相手に自分のURLを送っておいて、送られてきたURLの部屋を「ノック」すればあとは繋ぎっぱなしでOK。
相手がオンライン状態であれば、いつでも肩を叩くくらいの気軽さでノックし、相手と話すことができます。
お互いをフォローし合ったり、スケジュールを合わせたりしなくてよく、また当たり前にあったものの面倒くさい「ログインパスワード」を使用しないのもRemotehourの特徴です。
ちょっとだけ聞きたいこととか、一言話しかけたいときに便利ですよね。
これからリモートワークが普通となっていく中で、常に上司や同僚と接続できていれば、仕事の進捗を妨げることもありませんし、フリーランスで仕事をしている方であれば、常時接続していれば複数の受託先からいつでも質問や意見を受けることもできますよね。
このありそうでなかった機能が注目を集めていて、現在欧米では、医者と患者・先生と生徒などの間でも重宝されています。
まとめ
今回は、clubhouse海外・日本で最初の人、山田俊輔のプロフィール・経歴について調査しました。
clubhouseはすでに日本で多く広まっていますが、最初は限られた人しか招待されない、シリコンバレーの起業家たちのステータスでした。
そんなclubhouseにいち早く招待された山田俊輔さんは、シリコンバレーの起業トーナメントで世界1位をとる実力の持ち主でした。
山田俊輔さんの開発したRemotehourも今後流行りそうな予感です!
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